「歯磨きするよ〜」
そう声をかけると「イヤ!」。口を開けず、なんとか歯ブラシを入れても噛んで離さない。3歳の息子の歯磨きに、わが家も毎晩苦戦していました。
きちんと磨いてあげたい一方で、無理やり続けて、今よりもっと歯磨きを嫌いになってしまうのも心配でした。
そこで取り入れたのが、歯磨き後に食べられる子ども向けタブレットです。
「歯磨きしたらタブレットだよ」と伝えると、試したその日から自分で歯磨きに来るようになりました。現在は、タブレットがなくても歯磨きできる日が増えています。
この記事では、3歳の息子が歯磨きを嫌がっていたときの様子や、わが家で試した対策、その後の変化を紹介します。
同じように、子どもの歯磨きに苦戦している方の参考になればうれしいです。

毎日の歯磨き、本当にお疲れさまです。
3歳の息子は歯磨きの最初から最後まで嫌がった
息子が嫌がるのは、仕上げ磨きだけではありませんでした。
- 歯ブラシを見せたとき
- 遊びを中断して歯磨きを始めるとき
- 口に歯ブラシを入れたとき
- 親が仕上げ磨きをするとき
- 眠くなった寝る前
このように、歯磨きを始める前から終わるまで、嫌がる場面がいくつもありました。
声をかけても口を開けず、ようやく歯ブラシを入れられても、噛んで離してくれません。そのまま泣いたり怒ったりすることもあり、落ち着いて磨ける状態ではありませんでした。
親としては「むし歯になったら困るから磨かないと」と思う一方で、毎日無理やり磨くことにも抵抗がありました。
無理に続けることで、歯磨きそのものをもっと嫌いになってしまうのではないかと心配だったからです。



押さえて磨くべきか、途中でやめるべきか。わが家も毎晩悩みました。
磨けない日は、途中で諦めることもあった
わが家では、当時から現在までジェルタイプの歯磨き剤を使っています。
歯磨きを強く嫌がっていた頃は、どうしても磨けない日に「少しでもジェルを口に入れられたから、今日はこれでよし」と、自分に言い聞かせて切り上げることもありました。
もちろん、ジェルを口に入れるだけで歯磨きの代わりになるわけではありません。それでも、無理やり押さえて磨くか、その日は諦めるかで迷った末の判断でした。
毎日のことだからこそ、子どもだけでなく親も疲れてしまいます。
「今日もほとんど磨けなかった……」と、罪悪感が残る夜もありました。
歯磨きを嫌がる3歳児にわが家で試したこと
好きな歯ブラシを自分で選ばせる
最初に試したのは、息子に好きな歯ブラシを選んでもらう方法です。
自分で気に入ったものを選べば、少しでも歯磨きを楽しんでほしいと考えました。
実際、新しい歯ブラシを選んだ直後は喜んでいました。「自分で選んだ歯ブラシ」という特別感もあったようで、最初の反応はよかったです。
しかし、効果があったのは最初だけでした。
歯ブラシ自体は気に入っても、歯を磨くことへの抵抗は変わらず、しばらくすると以前と同じように嫌がるようになりました。
歯磨き後のタブレットをご褒美にする
そこで、歯磨きを頑張った後に楽しみを作ってみることにしました。
取り入れたのは、歯磨き後に食べられる子ども向けタブレットです。
息子に、
「歯磨きしたらタブレットだよ」
と伝えてみました。
すると、試したその日から、自分で歯磨きに来てくれるようになりました。歯ブラシを見せただけで嫌がっていたので、この変化には驚きました。
歯磨き自体が急に好きになったわけではありません。それでも、「歯磨きが終わったらタブレットを食べられる」という分かりやすい楽しみができたことで、歯磨きを始めやすくなりました。
わが家で使っているのは「ピジョン タブレットU」
わが家で使っているのは、「ピジョン タブレットU キシリトール+フッ素 ぷるりんぶどうミックス味」です。
主な特徴は次のとおりです。
- 奥歯が生えた1歳6か月頃からが対象
- キシリトール(甘味料)を配合
- 緑茶エキスパウダー由来のフッ素を配合
- シュガーレス
- 気管をふさぎにくいよう配慮されたU字型
- 1回1粒、1日3粒が目安
わが家では、毎晩の歯磨きが終わった後に食べています。
息子はタブレットを気に入っており、「歯磨きが終わればタブレットを食べられる」という楽しみができました。
なお、メーカーが案内している目安は「1回1粒、1日3粒」です。食べる量や与え方は、商品の表示を確認してください。
ただし、タブレットは歯磨きの代わりになるものではありません。わが家では、歯磨きを始めるためのきっかけとして取り入れています。



わが家では、ぶどう味を選びました。お子さんに合う味を選んでください。
タブレットを始めたその日から自分で来るようになった
タブレットを取り入れる前は、「歯磨きするよ」と声をかけただけで嫌がることがありました。
ところが、「歯磨きしたらタブレットだよ」と伝えると、始めたその日から自分で歯磨きに来るようになりました。
最初は、タブレットが歯磨きへ向かう理由でした。それでも、毎晩同じ流れを繰り返すうちに、少しずつ歯磨きが習慣になっていきました。
現在は、タブレットがなくても歯磨きをしてくれることが多くなっています。
わが家にとってタブレットは、ずっと必要なご褒美というより、歯磨きを始めるきっかけになってくれました。
ただし、眠い日は今でも歯磨きを嫌がる
タブレットを取り入れたからといって、毎日必ずスムーズに磨けるわけではありません。
特に眠いときは、今でも歯磨きを嫌がります。口を開けなかったり、途中で歯ブラシを噛んだりする日もあります。
それでも、以前のように歯ブラシを見せた時点から毎回嫌がることは少なくなり、親の負担もかなり軽くなりました。
タブレットだけですべて解決したわけではありませんが、わが家では毎日の歯磨きを始めるきっかけとして役立っています。
タブレットは歯磨きの代わりにはならない
今回紹介したタブレットは、あくまで息子が歯磨きを始めるきっかけとして取り入れたものです。
タブレットを食べれば、歯磨きをしなくてもよいわけではありません。メーカーの公式サイトでも、むし歯予防には毎日の歯磨き習慣が大切だと案内されています。
また、日本小児歯科学会など4学会の提言では、3〜5歳は900〜1,000ppmFのフッ化物配合歯磨き剤をグリーンピース程度使用し、就寝前を含めて1日2回歯を磨く方法が推奨されています。
歯磨き剤の対象年齢やフッ素濃度、使用量を確認し、子どもの歯について心配なことがあれば歯科医院に相談してください。
まとめ|タブレットが歯磨きを始めるきっかけになった
3歳の息子が歯磨きを嫌がっていたわが家では、次の方法を試しました。
- 好きな歯ブラシを自分で選ばせる
- どうしても難しい日は無理に続けない
- 歯磨き後の楽しみとしてタブレットを取り入れる
好きな歯ブラシを選ばせる方法は、最初こそ喜んだものの、効果は長く続きませんでした。
最も大きな変化があったのは、「歯磨きしたらタブレットだよ」と伝えたことです。始めたその日から自分で歯磨きに来るようになり、現在はタブレットがなくても磨ける日が増えています。
もちろん、眠いときなど、今でも嫌がる日はあります。それでも、以前より毎晩の歯磨きが楽になり、親の負担も軽くなりました。
タブレットは歯磨きの代わりにはなりませんが、わが家では、歯磨きを始める選択肢として役立ちました。
子どものイヤイヤへの向き合い方については、こちらの記事でも紹介しています。








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